神戸市立須磨海浜水族園(通称スマスイ)は再整備計画によって、新施設が民営化されますが、その入場料が「高すぎる」 として市民団体が見直しを求めているようです。


その市民団体の名は、「須磨水族館園を考える会」 で、すでに7千人近い署名を集めています。

しかし実態は 「自分たちの利益しか考えていない会」 であり、「私たちは水族館に行かないと死んでしまう」 と宣言しているようにしか捉えられません。


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料金が高いと思うなら行かなければいい

そもそも料金が 「高い」 と思うなら行かなければいいだけの話であり、わざわざ署名を集めてまで抗議するのは異常であり悪質クレーマーとしか言いようがありません。


水族館は生活に必ず必要ではないですし、行かないからと言って病気になったり命の危険があることはありません。

むしろみんなが高いと感じて行かなければ、運営側も経営が成り立たないため料金を引き下げざるをえない状況になります。

つまり本当に 「高い」 のなら、黙っていてもいずれ料金は勝手に下がるのです。


そもそも本当に須磨水族園の料金は 「高い」 のでしょうか。

現在、幼児は無料で中学生までは500円、15~17歳は800円で18歳以上は1300円となっています。
新料金では幼児から中学生は1800円、高校生以上は3100円となっています。


現在と比較すると2~3倍近い料金となっており、確かに高くなっています。

東京のサンシャイン水族館や大阪の海遊館と比べても、一回り高い値段設定になっていることは確かです。


しかし新施設の規模は西日本最大級であり、西日本では唯一シャチが展示され、イルカ、魚類、アシカ、ペンギンなど数多くの生き物も見ることができます。

ホテル内ではイルカと触れ合うこともできるなど、魅力的な施設作りをしています。


そもそも今回の建て替えは須磨水族館だけではなく、須磨海浜公園一帯をまるごと再整備することで公園全体の魅力向上も目的としています。

地域住民の憩いの場である公園と、観光スポットとしての都市型リゾートを両立させるために370億円の投資をすることになっています。


運営が民間事業者となること、西日本最大級の施設・リゾート整備のための莫大な投資額を考えれば、料金が上がることは当然なのです。

これらを考慮すれば、新料金は妥当であると考えられます。


つまり市民団体側の 「高すぎる」 という主張は、これらの施設情報や整備計画を見ず、単に以前の価格や他の水族館と比較して判断しているだけであり、単刀直入に考えて的外れであると言えます。


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サービスと比較して料金をチェックする

このようにサービス内容をまともに見ずに、ただ単に料金だけをみて 「高い」 と主張するケースは他にもあります。


例えば宅配ピザがその一例です。

確かに価格で言えば1枚2~3千円と高く感じますが、店舗はピザを作る人、配達する人を雇わなければなりませんし、1度の配達では往復20~30分はかかります。

さらに注文がなかったとしても配達員は常時待っていなければならないため人件費がかさみます。
ピザ生地や食材もどうしても廃棄が出ますし、そうなれば事業費用も当然圧迫されます。

このように宅配ピザ運営には多くのコストがかかるうえで、電話一本で家まで配達してくれるため、サービスと比較した料金設定は妥当であると考えられるのです。


そもそも水族館にしろ宅配ピザにしろ、それを利用しなかったからといって生活に危機はありません。

水道や電気・ガスといったインフラや、米や野菜、卵や肉・魚といった生活になくてはならないものが高くなるならまだしも、なくても生活できるサービスに対してクレームをつけることは不毛です。

水族館に行かないと死ぬわけでもないですし、宅配ピザがなくたって生活は成り立ちます


料金だけを見て高いというのではなく、サービスに対して適正な価格なのか考えるべきですし、それが本当に生活になくてはならないものなのか判断していくことが重要なのです。