「家計や金融行動に関する世論調査」によると、老後の生活資金源を 「就業による収入」 と回答した人の割合は48%となり、過去最高を更新しました。


要因としては人生100年時代や老後資金2000万円問題、公的年金に対する不安感があるでしょう。

これからの時代は定年という概念がなくなり、体が動く限り労働し続ける社会が到来するかもしれません。

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定年後のセカンドライフは消え去る

今までは60~65歳ぐらいで定年を迎え、その後は退職金と年金を頼りにのんびりとセカンドライフを過ごすことが主流でありました。

しかし今後は老後資金の不安から労働し続ける必要があるため、定年後のセカンドライフといった概念は消え去るでしょう。


その背景には 「長生きするリスク」 があります。

以前までは長生きすることは素晴らしいことと考えられましたが、いまは医療が発達したことで 「長生きし過ぎてしまう」 問題が出てきました。


仮に60歳で仕事を辞めたとして、80歳まで生きると考えるか100歳まで生きると考えるかでは必要な生活資金に大きな差が生まれます。

「人生100年時代」 というフレーズもあるように、現代では100歳まで生きることは珍しいことではなくなったため、それを考慮して生活資金を計算していかなければならなくなりました。


40年分の生活資金を労働収入に頼らずに、公的年金や企業年金・個人年金のみで賄うことは現実的ではないですし、大きな病気になったりすればたちまち家計が回らなくなる危険性があります。


そのため、人々は高齢になっても体が動く限りムチ打って働き、お金を稼がなければならなくなるのです。

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人生のマネープランを考え対策を練る

とはいえ、高齢になっても働き続けることは肉体的にも精神的にも辛いことです。

私の勤めている会社でも定年後も働いている方がいますが、やはり見ていると相当キツそうです。


「可能であるならば定年したら労働をやめて、のんびりとした余生を過ごしたい」 といった考えはおそらく多くの方が持つことでしょう。

そのためには、早いうちから人生のマネープランを考え対策を練ることが必要不可欠です。


まずは老後の生活費や退職金額・年金受給額を把握しておくことは重要でしょう。

そして倹約に努め、余剰資金を株式や債券などの資産へ回すことで配当金や利子収入を得ることが何より大切です。


若いうちから始めればより多くの資金を注げますし、複利効果により資産が加速度的に増加していきます。

さらに配当金や利子収入がまとまった金額になれば老後の生活資金源になりえますし、会社での就業収入に頼らずとも生活できる基盤になりえます。


豊かな老後・のんびりとした余生を過ごすのか、あるいは老体にムチ打ち必死に体が動かなくなるまで労働し続けるのかは、個々人の努力と選択・意思によって決まっていくのです。