投資を続けていくと、どんどん欲が出て利益の最大化を追求していってしまうことがあります。


世界的に有名なウォーレン・バフェット氏は年20%近いリターンを得ていますし、有名な投資家の方々の中には1年で資産を2倍にしたとか、数年で何十倍にもなったなど莫大な利益を上げている人もいます。


そのため、株式の市場平均リターンが6~7%であることを平凡に感じてしまい、自分も資産を大きく増やそうと躍起になってしまうのです。


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平凡で問題なし

しかし、莫大な利益を上げようとすれば必然的に値動きの大きい新興企業への投資や、信用取引等のレバレッジを用いた取引を行うことになります。


上手くいけば莫大な利益を手にできますが、相場が逆に動けば大きな損失となったり場合によっては借金を背負ってしまい、市場から退場することになりかねないのです。


加えて、もし成功が続いたとしても、一度大きな利益を手にしてしまえば平均的なリターンでは満足できず、リスクの大きい取引を継続することになります。

リスクの大きい取引を継続して成功させるなどもはや神業の域であり、そう何度も何度も上手くいくはずがなく、いずれ失敗して大きな損失を被ることは必然なのです。


そもそも、平凡な年6~7%のリターンでも十分資産は増やしていけるため十分なのです。


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リターンを競争する必要はない

投資に限らず、人生というのは平凡で問題ないですし、平凡の積み重ねこそ重要なのです。

普通に学業・仕事に励み普通の成績を出し、普通に食事をし、普通に寝る。たまの休日には普通に旅行・趣味といった息抜きをしてリフレッシュするといったように、なにも気張る必要などありません。


しかし、現代ではSNSが浸透したことで、様々な角度・領域から情報が入ってきます。

テストで高得点を取ったとか、豪華な食事をした・海外旅行に行ったなど、他者の情報があることでついつい比較してしまい、平凡な自分に満足できなくなります。


投資でも、大きく資産を増やしたといった人々を見てしまうと、あたかも平凡なリターンを得ている自分が地味に感じ劣等感を抱いてしまいます。


しかしながら、人生でも投資であっても他者と比較したり競争することは不毛であり、幸福度を下げる要因になりかねません。


人生や投資は日々の積み重ねであり、あくまで比較するのは自分自身であり他者ではないのです。


一般投資家は他者とリターンを競争する必要はありませんし、2%でも3%でも利益を上げていればそれで十分価値があるのです。


平凡な市場平均のリターンを積み重ねることに劣等感を抱く必要はなく、長期的な資産形成をおこなうのであれば、最低限のリターンさえ確保していればまったく問題ないのです。