マクドナルド【MCD】は、言わずと知れた米国のファストフード・チェーン大手企業です。


世界中で事業を展開しており、直営店とフランチャイズ加盟店から売り上げを得ています。

先日の決算では売上高・利益がともに市場予想を下回ったことで、米株式市場では売りが殺到し6%超えの株価下落となりました。


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株価下落は買いのチャンス

マクドナルドを虎視眈々と狙っていた投資家にとって、今回の株価下落はまさに買いのチャンスであると言えます。

そのブランド価値は絶大で、今後も世界中の人々から利用され愛されることは自明の理であるためです。


例えば、企業ロゴの「黄色いM」のマークがありますが、ほとんどの人はこれを見ただけでマクドナルドであると分かります。

道路などに設置してある店舗案内では、大抵マクドナルドの文字はなく「黄色いM」マークだけ書かれているにもかかわらず、人々は見た瞬間にマクドナルドであると判断できているのです。


普通に考えれば、企業名が書かれていなければ何の店舗があるかわからないはずですが、企業ロゴだけで集客できるというのは、それだけマクドナルドが圧倒的な認知度・ブランド力を誇っている何よりの証なのです。


また、子供からお年寄りまで幅広い層から利用されていることも強みです。

子供向けのおもちゃが付いているハッピーセットは定番となっていますし、このようにマクドナルドを利用して育った子供は、将来大人になっても利用し続けてくれる可能性が高まります。

会社員や学生向けには朝マックを提供するなど、顧客を離さないようなサービスを展開しており抜け目がありません。


そもそも、確かに売上高は市場予想に届いていませんが、米国内では4・8%、世界では5・9%と堅実な伸びを達成しているのです。


むしろ世界売上では市場予想を上回っており、これは世界中でマクドナルドの利用者が増え続けてそのブランド価値が上昇し続けていることを示しているのです。

今後は新興国が経済発展するにつれて、マクドナルドのサービス利用者も増加していくと考えられるため、成長余地はまだまだあると考えられ、株価下落(割安になっている場合)は積極的に買い増ししていくべきでしょう。

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買い場はいつか

それでは目下株価下落中のマクドナルドの買い場はいつになるでしょうか。

10月24日の終値では196ドルとなっており、52週高値の221ドルから12%程度安くなっています。

配当利回りは2・5%と米国大型企業としては特段高いわけではなく、PERも25倍となっており割安感はまだ感じられません。

しかしながら同社の成長性やこれまでの増配実績を鑑みれば妥当な水準であるように見えます。


増配年数は42年と実績十分であり配当性向は65%程度であるため、多少利益が減ったとしても増配は行われる可能性が高いです。


株価は22日の6%下落を皮切りに、23・24日ともに始値が前日終値を上回って取引開始されたにもかかわらず、その後下げ続けたことを考えれば、下落トレンドは継続中であり、まだ買い場であるとは言えないでしょう。


そのため現時点での購入は打診買い程度に留めておくべきで、市場の反応を見ながら時間分散で買い増ししていくべきであると考えられます。

ひとまずの目途としては高値から15%安の188ドル、同20%安の177ドル、そして52週安値の169ドルを積極的な買い増しラインとして考えていきたいところです。


もっとも、米国株式は長期で見れば基本的に右肩上がりであり、マクドナルドも同じように右肩上がりの株価を形成してきたことを考えれば、株価を気にせずドルコスト平均法で定期的に買い増ししていくことも一つかもしれません。


マクドナルドは成長性とブランド力を兼ね備えているまさに夢のような企業であります。

マクドナルドへの長期的投資は、同社の成長による利益増加によって株価上昇と配当金増配を株主にもたらし、投資家は大きな恩恵を受けることができるのです。